全2作は完売、新作が待たれていたDJ MKYのMIXシリーズ最新作
5/10に発売です。
Artist:DJ MKY
Titile:When The Journey Ends(そして旅が終わったら)
Label:Sound Collage/djmky-003
price:1,470yen
発売日:2013/05/10
Message & Information from DJ MKY
DJ MKY "When The Journey Ends(そして旅が終わったら)"リリースにあたって
冒頭のポエトリーリーディング、60年代以降の日本のヒッピー世代を代表する
詩人・長沢哲夫(ナーガ)の『そして旅が終わったら』(朗読)にインスピレーションを得て
少しバレアリックでロックでディスコでトライバルな時間を紡いでみました。
後半、ガーナのハイライフからの流れで、喜納昌吉の近年作"nirai pana"(2012)でのアカペラ
『島小(しまぐわー)2012』を差し込みました。
中国と日本(ヤマト)そしてアメリカを行き来する政治的な様相に命運を左右されてきた
歴史の果てに今また尖閣諸島を通じて紛争の地となりかけている沖縄。
政治や経済の荒波にさらされても島の魂を「わすんなよ(忘れるなよ)」
心を「してぃんなよ(捨てるなよ)」と唄う62歳のシージャ(先輩)の唄には
ものすごいナチュラルなリズムと力が感じられます。
そして「島」という言葉の意味を拡大して「日本列島」という大きな島の
現状に思いを馳せると、共通して響くメッセージがあります。
その父親であり師匠である喜納昌永の『あっちゃめー小(ぐわー)』の
名演奏をその後に続けました。島唄の根底には、島のアイデンティティを
平和に表すことへの、凄まじいまでの想いが爆発しています。
ラスト曲に使わせてもらったのは、冒頭のナーガ氏の詩を
内田ボブが唄ったバルナギータの『そして旅が終わったら』。
かつて88年のいのちの祭りで喜納昌吉と殴り合いの大げんかをし
昨年2012年に京都の綾部で抱き合って仲直りしたという内田ボブも
また喜納氏同様に原発建設現場の反対運動などで先頭に立って唄い続けてきた人。
こうした偉大な音楽家・裸の地球人たちの数十年の冒険の道のりに
万感の思いがこみ上げてくる曲です。
リリースによせて
text by grooveman Spot
人間はみな個性的だ。
しかしそれを表現出来ていない人間が大勢いる。
DJ MKY。彼には力がある。
自分を知らせる技を持っている。
音楽がどれだけ柔軟で刺激的か彼は教えてくれる。
この時代に生まれ何を感じ伝えていくのか。
未来の切符は一枚だけ。
さぁこの列車に乗って彼に会いに行こう。
彼の話を聞きに行こう。
詳細はこちら!
http://www.jazzysport.com/musicshop/new_release/nujazz/index.html