LGBTQ+を象徴するレインボーカラーにブラックなどを加えたオリジナルカラーで展開
「Apple(アップル)」は、多様なLGBTQ+の活動をサポートすべく、国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日(IDAHOT)である5月17日(月)に新作のApple Watchプライドエディションをリリースした。
伸縮性のあるシリコン糸混紡のリサイクル紐を採用したバンド“プライドエディションブレイデッドソロループ”は、オリジナルのレインボーカラーにさまざまなプライドフラッグに使われているカラーを織り込み、LGBTQ+の多様性と何世代にもわたるムーブメントの歴史を表現。ブラックとブラウンは黒人コミュニティとラテン系コミュニティ、およびHIV・AIDSで亡くなった人や病気とともに生きる人を、ライトブルー、ピンク、ホワイトはトランスジェンダーとノンバイナリージェンダーを象徴しているという。〈Nike(ナイキ)〉との共作スポーツバンド “プライドエディション Nikeスポーツループ”は、光を反射する糸を用いてレインボーの6色を表現。手首にフィットするよう自由に調節ができる面ファスナー式で、汗などの湿気を逃す通気性の高いナイロンを採用している。
文字盤は、バンドに用いたカラーを描いてプライド仕様に。本体側面にあるDigital Crownを回すと文字盤上の糸が無限にスクロールし、手首を上げるとアニメーションが表示される。バンドのパッケージには、簡素化したアプリを一時的に利用できるApp Clip機能をApple Watchで初めて搭載しており、専用の文字盤に素早くアクセスできるとのこと。
「Apple」の最高経営責任者(CEO)であるTim Cook(ティム・クック)は、「ストーンウォールインの事件でLGBTQ+ムーブメントが改めて注目されるようになる前から、ブラック、ブラウン、トランスジェンダーの活動家は平等を目指す活動の主要リーダーでした。多くの方面で、Appleは多様なコミュニティやインターセクショナルコミュニティの平等を目指して続けられている未完の活動をサポートしています。プライドのシーズン中、あらゆる機会にこの歴史を祝福し敬意を表していきたいと考えています」と述べている。
Apple Watch プライドエディションは、「Apple」公式オンラインストアおよび『Apple Store App』で現在販売中。『Apple Store』では、5月25日(火)から販売を開始する。価格は、プライドエディションブレイデッドソロループが10,780円(税込)、プライドエディションNikeスポーツループが5,280円(税込)。文字盤は近日中にソフトウェアアップデートの一部として配信予定とのこと。